11月17日（日）、どさんこプラザバンコク店の１周年記念「北海道フェア」と連携して、タイ・バンコクで、アイヌ文化を発信するトークショーが開催され、タイの絵本作家であるタナチャイさん、タイのアイドルグループ「BNK48」の元メンバーでタレントのJANちゃんとLarme Dollsがアイヌ文化の紹介やステージイベントを行いました。

本イベントは、来年４月に白老町に民族共生象徴空間「ウポポイ」がオープンするのを前に、タイの皆様にアイヌ文化やウポポイへの関心を持っていただくため、北海道が開催したものです。

タナチャイさんに、９月に訪れた二風谷アイヌ文化博物館（平取町）や阿寒湖アイヌシアター「イコロ」（釧路市）などで撮影した写真をふんだんに使って、アイヌ文化の体験談を語っていただくとともに、ジャンさんとLarme Dollsに、10月に訪れたアイヌ文化交流センター（札幌市）でのムックリの演奏体験の思い出などを紹介いただいた後、「タンチョウ」など北海道にちなんだテーマをお題にペインティングゲームを実施し、約80名の会場の皆さんと一緒に盛り上がりました。

また、どさんこプラザバンコク店の一角に、11月16日から12月15日まで、アイヌ文化紹介コーナーを開設し、タナチャイさんの道内でのアイヌ文化体験をパネルで紹介しているほか、JANちゃんとLarme Dollsがデザインしたオリジナルトートバッグの抽選イベントを実施しています。

来場者の方からは、アイヌ文化への興味と「ウポポイ」オープンへの期待の声が聞かれました。