北海道博物館からアイヌの歴史や文化を紹介する取組についてお知らせです。
◆幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎 ―見る、集める、伝える―
〈北海道の名付け親〉と呼ばれる松浦武四郎(1818~1888)。伊勢国(現三重県松阪市)で生まれ、幕末期にロシアとの国境問題で揺れた北海道を6回踏査し、アイヌ民族の生活状況などを克明に記録したことはよく知られています。彼はまた、幕末の志士や政治家、学者、文人との幅広い交流の中で〈情報通〉や〈蒐集家〉としても有名だったことなど、これまであまり知られていない顔も持っています。強い好奇心と情熱のもと、旅に生き、幕末維新という激動の時代の諸相を集めて、伝えようとした、その希代の生涯をたどります。
さらに、より多くの方が北海道の歴史や文化に気軽に触れて、楽しめるように、会期中には関連講座・講演会、子ども向け体験講座を用意しているほか、巨大な地図や双六などで武四郎の旅を体感できる、こども体験展示室「武四郎を楽しもう!」も同時開催します。
会期:2018年6月30日(土)~8月26日(日)
場所:北海道博物館 特別展示室 (札幌市厚別区厚別町小野幌53-2)
詳細は北海道博物館のホームページからご覧になれます。
URL:http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/